なかなか充実した作業をしております。
5月にはできたら音源を色々完成させたい。
でも遅れてます。 頑張らないと!
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ピアニーノ |
して、、 先日、お忍び?で 某生徒さん宅へ行って参りました。
「プレイエルを買ったので是非」
との連絡を頂きまして、 そらー、、、ピアノ弾きとしては
なにがなんでも触れてこなくてはなりますまいっつーことで。。
「プレイエル」 とは、簡単に言いますと、ピアノのメーカーで、
ショパンの愛した楽器として有名ですな。
たいへん希少で中々弾けるもんじゃございません。
ま、詳しいことはウィキとかで調べておくんな。(手抜き)
上の写真は アップライト型で1858年製、美しいでしょ。
これはもう正直いって 博物館クラスの骨董モノですが(^^;
調律師の腕によって 見事に弾けるようになっとるといった驚きのモノ。
その繊細な響きは なんとも言えず、はかなくもあり美しい音色です。
ペダルがいらないくらい自然に美しい響きが出るんですねぇ。
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まわりの装飾なども美しいよ |
私はジャズなんかも弾かせて頂きましたが凄く良かったですね。
音の少ない曲とか ホントに染みます。
なんつっても希少価値があるモノだし状態が良いので、所在地が知れると
おそらく全国から弾きたい純クラシックピアニストが訪ねてくるんじゃないかと・・。
だから場所とか極秘なのですぞ(笑)
して もう一台(!!)
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うおー、グランドもかい! |
こちらは1905年製だったかなー。
これは弾いた瞬間ヤバイ!と思った。
とにかく強弱の幅っちゅうか奥行き、そのまろやかさは、
シフトペダルなんかいらんのです。
ガツガツ弾くヒトにはワカランと思われますが、、(^^;
繊細なタッチに対するレスポンス、打鍵後のコントロールの妙は
こんなにも美しい音が出るものかと、、 ちと衝撃でしたね。
ホントは どんな古めかしい音がすんのだろう、、とか
自分の打鍵がトドメになるんじゃないか、、とか(笑)
色々心配しましたが、、 このピアノさんに関しては現役ですぞ。
完全にやられましたわ。
役得?ってやつで いつかレコーディングに使わせてもらおうかな。
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左・スタインウェイ、右・プレイエル |
スタインウェイと弾き比べという贅沢な体験もさせて頂きました。
無論 瞬発力とかフォルテ域はスタインウェイの圧勝。
だがしかし、プレイエルの音のまろやかさを出そうとすると
それはもう無理っつーか かなりの技術を要するワケで。
ってくらい その弾き心地と美音に 私もやられて帰ってまいりました。
ビバ、プレイエル!
所有者のS氏も メロメロでありました(笑) わかるわー。
こういう楽器ってメンテしないと使いものにならんモノでしょう、、
その状態の良さからもピアノへの愛を感じます、
勿論かなりおカネもかかってましょーね・・。(^^;
ウチじゃ絶対無理(爆)
いやー、良き体験を感謝。
ピアノ弾いてて良かったよ。
こんな音の幸せって 中々ないもんねぇ。
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